清水義久「あなたは私 私はあなた この素晴らしき『気』の世界2」は、
最初から最後まで秘伝、極意が満載ですが、169ページの「奇跡が起こる条件」は、
清水気功を実践するにおいて特に重要だと実感しています。
「この素晴らしき『気』の世界」は、どうせ怪しいセミナーの体験記を中心にした紹介本
だろうと期待せずに購入したのですが、アマゾンの箱を開けた途端、風が吹き抜けるよ
うに感じ、興味を持って読み始めるとハマってしまいました。複数購入して配布するほどw
同時購入した山崎弁栄述「法然上人の神髄」と甲乙付け難いほど。
気功の極意は、普通の体操と違い、イメージしながら身体を楽に動かすこと。
最初にマインドセット(メンタルレベル・魂気)に、やる気スイッチを入れる事が必要に
なります。
5ちゃんねるの掲示板を見ていると、マインドセットを成功哲学のナポレオン・ヒル系の
専門用語として最初から毛嫌いする人もいるようですが、気の多重構造の人体論の
メンタルレベルのやる気スイッチを入れる為の最初の心構え的な用語になります。
最初に「私にはできる」という確信があること。
これは、気の多重構造の人体論の上位構造のメンタルレベル(魂気)のスイッチが入った
状態です。人は無理だと思う事には、脳みそが活性化しないので、最初に欲望、願望に
よってメンタルレベルのやる気を入れる必要があります。
出来る人にしか出来ない。
「無理だろうな」と思っている人に「あなたには出来る」と暗示をかけたら逆効果になる。
人は、自分の頭で考え「そうだな、できる」と思ったものしか受け付けない。
それは、頭の中の言葉によって作られ、メンタルレベルの人間の魂を構成するレベルに関与
している。
頭の中で同意した現象が、エネルギーによって現実化する。
興味本位でもなく、信仰でもなく、「効果があるのか。じゃあ、やってみよう」と頭の中の言葉で
同意し、受け入れたから、エネルギーによって現実化する。
今この瞬間に叶ったと現在の座標で願望の妄想と100%完全同調した時のみ現実化する。