音霊法の最中に印象的な記憶を思い出しました。
清水気功の常連さんではないけれど、受講が数回目という方に、前回習ったメインの技でヒーリングして下さいと頼んだ時、こちらの思惑としては習ってから一カ月経過している技の効果を、中級者のヒーラーレベルでどの程度感じられるのか体験してみたかった。清水気功の初受講から半年以上経過していた時期で、上手く行くことよりも効果を感じない事の方が多く、クライアントの立場で中級者ヒーラーレベルのヒーリングを体感してみたかった。
ところが前回のメイン技は概要だけは覚えているものの細かいステップを忘れていて使えないから、基本的なEgボールのヒーリングに落ち着きました。
その基本的なEgボールもショートカットされたもので気感的にも熱Egの普通の気功レベル。
疑問に思い「Egを出す前に、どんなフレームを用意したんですか?」と質問すると、「手からEgが出るだよ」という回答で、Egボールを使う背景になるフレームを作っていないことが判明しました。
今ならショボイとしかいえないEg体験の原因を指摘できますが当時はまだ曖昧でした。
ヒーリングするに当たって、エネルギーを手から出す前に、エネルギー作用を妨害しない背景・フレームを文章で作りフレームの情報を作らないとショボい効果しか現われません。
ある日、叔母に会った時、眉間を中心に黒い霧の様なオーラに覆われているように見え、一見元気に見えるものの、死期が近いと感じました。直感的に通常のEgボールでは間に合わないとも感じました。
そこで、エネルギーを手で出す前に、フレームを脳内の文章で治しました。「オーラが黒く見えるのは生命エネルギーの不足に過ぎない。この黒いオーラを清めて光輝かせれば死期を脱して元気になる」
次のフレームとして、「叔母さんは死期が近づいている事を知らない。私は手からエネルギーを出すことで黒いオーラを清める力がある。叔母さんが元気で長生きしますように」という叔母さんに関する情報フレームを作りました。
3番目に手からエネルギーを出し薬師如来さんを普礼真言でお呼びして頭からお薬師Egを滝の水の様に被せて黒いオーラが清められて白く輝く映像を想像し、最後に黄金色に輝いて姿が見えなくなると想像して終わりました。一連の所要時間は5分弱でした。
翌日、叔母が脳血栓で緊急入院したと連絡が入りましたが、普段早朝出勤する家人が、たまたま遅い出勤だったために叔母の異常に気付き、処置も早く、1週間の入院で元気に退院できました。
実例で説明しましたが3ステップあります。
1,エネルギー効果を妨害しない都合が良い世界観・背景を文章で作る。 ⇒都合が良い世界。
2,対象に対する都合が良い情報フレームを文章で作る。 ⇒対象が治るという特定の個に対する情報フレーム。
3,手からエネルギーを出すエネルギー体験。 ⇒念力。気合い。
1の情報が前提にあるから2の同情は、愛を必要としないナチュラルな行為になり、愛無きヒーラーの所以にもなります。1の文章で作られた都合が良い世界フレームが有るから2の行為が、落とし物をした人に、落とした物を拾ってあげるぐらいの自然な行為に変換されます。
初級者は、エネルギー体験をメインに対象が治る映像と共にエネルギーを出す練習を行い、
中級者は、タイミングが合うように効果が現れるタイムスケジュールを合わせる練習を行い、
上級者は、エネルギーを出しながら情報とエネルギーという2つを太極マークの様に混ぜ合わせて半永久的に残り続ける聖なる意図の元に常に修正し最適化していく独立した聖霊、ホムンクルスを作る練習を行う。
前提として、世界と対象に対する情報フレームを別々に2つ作って用意した状態で、
手からエネルギーを出す練習を行います。